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令和4年8月 限定御首題

8月は「花火」を描いた限定御首題となります。

8月の御首題は夏らしい絵はなんだろうと考え、せっかくなので花火を描きました。

夜に輝く花火のイメージを白抜きで表現するという新しい試みを行い、白抜きの場合すべて書き入れる必要があったため、今回はほぼ編集での微調整なしでの制作となりました。

 

『木絵二像開眼之事』より抜粋した一文
〜意は心法 声は色法 心より色をあらわす〜
《通解》
「思いは心の動き、声は体の動きである。心の働きにより声(肉体)にあらわすことができる。」

 

「色心不二」というお釈迦さまのお言葉があります。

色法と心法。物質・肉体の働き、心の働き。「法」とは法則・真理の事、本来は「保持するもの」「支持するもの」の意で、それらの働いてゆくすがたを表す言葉です。体と心は「不二」、二つで一つという意味になります。

 

今回抜粋した文の前後には、「〜自身の思(おもい)を声にあらはす事ありされば意(こころ)が声とあらはる 〜又声を聞いて心を知る 色法が心法を顕すなり〜」とあります。

『木絵二像開眼之事』の全文を読まないとその真意を説明するのは難しいのですが、ここで日蓮聖人が仰ることを端的に書かせて頂くと。

 

まずお釈迦様の説法を説く「声」があり、その「声」を形にしたものが「文字」です。思いは声となって表れ、思いは心から、声は身体から表れます。また声を聞いて心を知ることも出来ます。

心と身体は一体であるがゆえに、その一つは二つ側面から見ることも出来ます。

お釈迦様の「心」が表れたとき、それは法華の「文字」となり、その「文字」は即ちお釈迦様の「心」となります。

であるならば、法華経を読む人は単なる文字と思ってお経を読むのではなく、お釈迦様の「心」と思って読みなさいと仰っています。

 

お釈迦様が説かれ、今に至るまで、その声は文字となって残っています。

それらはお釈迦様の「心」なんですよ、という日蓮聖人の御遺文です。

そう思って、いま身の回りにある仏教由来の言葉・文字を見渡すと、まるでお釈迦様に囲まれて生かされいるような、そんな気持ちになるものです。

限定御首題は印刷したものとなりますので御首題帳への直接書きは行いませんのでご了承下さい。

御朱印ではなく、日蓮宗の御首題となりますので他の宗派のお寺、神社の御朱印帳と、ご一緒にせず御首題専用の御首題帖もしくは御朱印帳をご用意して頂ければと思います。

 

また、1月限定だった寅の限定御朱印を再開させていただいております。

こちらも郵送対応致しますので遠方の方もご利用頂ければと思います。(こちらも無くなり次第終了いたします)

 

御首題、御朱印の郵送のお申込みは、お電話では受付対応は致しません。郵送希望の方は下の申し込みフォームよりお申込みをお願い致します。

御首題、御朱印の日付はご希望の日にちをお書き致しますが、記載がない場合は8月1日でお書き致します。

お振込みを確認してからの発送となりますが、申し込みが多い場合は発送が遅くなる場合もありますので何卒ご了承下さい。

8月 限定御首題 詳細

  • 期間:令和4年8月1日~31日 期間内でも無くなり次第終了
  • 金額:1部 ¥1,000 (郵送希望者は¥1,180)
  • 場所:善龍寺受付

お申込み頂く際の諸注意

お申し込みフォームよりお申し込みいただいた方へ、お申込み受理・お振込み口座情報をお知らせする自動返信メールを送らせていただいております。
お申し込み後、1時間経っても自動返信メールが届かない場合は以下の原因が考えられます。

 

1.メールアドレスの入力間違い

メールアドレスをご入力の際は、お間違いがないか再度ご確認ください。
メール送信後にメールアドレスの間違いにお気づきになった場合は、お手数ですが、こちらよりお問い合わせください。

 

2.メールのフィルタリング機能により迷惑メールとして処理されている

Yahoo、gmail、ocn、niftyなどのメールサービスが提供しているフィルタリングにより、迷惑メールとして扱われている場合がありますので、「迷惑メールフォルダ」や「削除フォルダ」等をご確認ください。
※メールサービスの種類によっては、振り分けられたメールが数日後に自動削除される場合があります。

 

3.携帯電話メールアドレスをご利用で「指定メールアドレス以外」を受信拒否設定している

当寺院から送るメールは、差出人が「koeizan.zenryuji@gmail.com」となっています。そのため、携帯電話でメールの受信制限を行っている場合は、受信できるように設定してください。また、設定方法はキャリア毎に異なりますので、詳細は、各キャリアへお問合せください。

 

4.セキュリティソフトによって、迷惑メールとして処理されている

セキュリティソフトをご利用の場合、自動返信メールを迷惑メールと判断し「スパムフォルダ」に振り分けられている場合がありますので、ご確認ください。
また、セキュリティソフトの種類や設定によっては受信拒否や削除されている場合があります。お使いのセキュリティソフトの設定をご確認ください。

 

5.ご利用のメールサーバーの容量がいっぱいになっている

メールサーバーの容量が上限に達してしまうと、送信はできても受信ができない場合があります。
ご確認の上、メールサーバーの容量を確保してください。
※詳しくはご利用のメールサーバー運営者へお問い合わせください。