令和4年11月 限定御首題
11月は浄行菩薩さまを描いた限定御首題となります。
11月は当山で毎月1日にご祈祷をしている「浄行菩薩」さまの大祭の月になります。
人のための菩薩行を行なっている浄行様を今回は描きました。
浄行菩薩さまの大祭は11月1日10時より、当山境内の浄行堂にて行われます。
『上野殿御返事』より抜粋した一文
〜水のごとく 信ぜさせ給える歟 たうとし たうとし〜
《通解》
「水のごとく退せず信じておられるのは、まことに尊いことである。」
「抑も今の時、法華経を信ずる人あり。或は火のごとく信ずる人もあり。或は水のごとく信ずる人もあり。」
日蓮聖人は信仰には火のように信じる心と、水のように信じる心があるとおっしゃっています。
火のごとく信ずるとは、「熱しやすく冷めやすい」という言葉のように、その時に感銘を受けたり気づきを得て燃えるように熱心な信仰心が芽生えても、時間と共にその気持ちが薄れてしまう、一時的に燃える浮き沈みのある信仰心です。
対して水のごとく信ずる心とは、絶えず流れ持続して信じる心です。
水の流れが滞れば、その水は濁り、その状態が続けば腐ってしまうこともあるでしょう。
川のように絶えず流れ続ける、たとえ周囲の環境が変わっても川は留まらず穏やかに流れ続けます。
その様に、火の様な派手さはないですが、静かに強く絶えず流れ続ける水の様に信じ続けることが、まことに尊い信仰心と説かれています。
このお手紙(御遺文)を日蓮聖人が書かれた頃は、日蓮聖人に3度目の流罪が噂されており、その法難は弟子、信者へも及び離れていく者も多くおりました。
その最中にあって上野殿(南条時光)よりの変わらぬ信仰心、支援の心を讃え、法華経を信仰する者のあるべき姿を示されたのがこのお手紙です。
水の様にたえず流れ続ける、途切れない信念を持ち続けることが何より大切なことだとを教えていただける一文です。
限定御首題は印刷したものとなりますので御首題帳への直接書きは行いませんのでご了承下さい。
御朱印ではなく、日蓮宗の御首題となりますので他の宗派のお寺、神社の御朱印帳と、ご一緒にせず御首題専用の御首題帖もしくは御朱印帳をご用意して頂ければと思います。
また、1月限定だった寅の限定御朱印を再開させていただいております。
こちらも郵送対応致しますので遠方の方もご利用頂ければと思います。(こちらも無くなり次第終了いたします)
御首題、御朱印の郵送のお申込みは、お電話では受付対応は致しません。郵送希望の方は下の申し込みフォームよりお申込みをお願い致します。
御首題、御朱印の日付はご希望の日にちをお書き致しますが、記載がない場合は11月1日でお書き致します。
お振込みを確認してからの発送となりますが、申し込みが多い場合は発送が遅くなる場合もありますので何卒ご了承下さい。
9月 限定御首題 詳細
- 期間:令和4年11月1日~30日 ※期間内でも無くなり次第終了
- 金額:1部 ¥1,000 (郵送希望者は¥1,180)
- 場所:善龍寺受付
お申込み頂く際の諸注意
お申し込みフォームよりお申し込みいただいた方へ、お申込み受理・お振込み口座情報をお知らせする自動返信メールを送らせていただいております。
お申し込み後、1時間経っても自動返信メールが届かない場合は以下の原因が考えられます。
1.メールアドレスの入力間違い
メールアドレスをご入力の際は、お間違いがないか再度ご確認ください。
メール送信後にメールアドレスの間違いにお気づきになった場合は、お手数ですが、こちらよりお問い合わせください。
2.メールのフィルタリング機能により迷惑メールとして処理されている
Yahoo、gmail、ocn、niftyなどのメールサービスが提供しているフィルタリングにより、迷惑メールとして扱われている場合がありますので、「迷惑メールフォルダ」や「削除フォルダ」等をご確認ください。
※メールサービスの種類によっては、振り分けられたメールが数日後に自動削除される場合があります。
3.携帯電話メールアドレスをご利用で「指定メールアドレス以外」を受信拒否設定している
当寺院から送るメールは、差出人が「koeizan.zenryuji@gmail.com」となっています。そのため、携帯電話でメールの受信制限を行っている場合は、受信できるように設定してください。また、設定方法はキャリア毎に異なりますので、詳細は、各キャリアへお問合せください。
4.セキュリティソフトによって、迷惑メールとして処理されている
セキュリティソフトをご利用の場合、自動返信メールを迷惑メールと判断し「スパムフォルダ」に振り分けられている場合がありますので、ご確認ください。
また、セキュリティソフトの種類や設定によっては受信拒否や削除されている場合があります。お使いのセキュリティソフトの設定をご確認ください。
5.ご利用のメールサーバーの容量がいっぱいになっている
メールサーバーの容量が上限に達してしまうと、送信はできても受信ができない場合があります。
ご確認の上、メールサーバーの容量を確保してください。
※詳しくはご利用のメールサーバー運営者へお問い合わせください。